9月5日(木)~8日(日)、NPO法人鍼灸地域支援ネットと合同で、石川県輪島市門前町にてボランティア活動を行いました。
5日は移動日。
6日は午前中、輪島市門前総合支所にて8回目の活動。午後は浦上公民館にてシャンティ国際ボランティア会、東京ボランティア・市民活動センター共催の「ふれあい喫茶」に5度目の参加。
7日は七浦公民館で11回目の活動後、石川県鍼灸師会の輪島在住の鍼灸師と会談し、情報交換を行いました。
9月6日(木) 支援者支援 会場:輪島市門前総合支所3階会議室(輪島市門前町)
■活動受入先:輪島市門前総合支所地域振興課
■活動時間:9月6日(金)9:30~12:00
■活動者:浜野浩一(鍼灸地域支援ネット、HART関東/鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/東京都)、石川晃(HART関東/鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/神奈川県)
■受療者:3名(新患1名、再診2名)
■報告
午前中のみの活動だったためか、受療者数は3名と少なかったです。次回も活動人員の都
合から午前中のみの活動となりますが、10月は終日活動できるよう調整中。10月の状況を
見て、継続するかどうかを受入先と相談することになっています。
9月6日(金) 住民支援 会場:浦上公民館(輪島市門前町)
■活動受入先:シャンティ国際ボランティア会、東京ボランティア・市民活動センター
■活動時間:9月6日(金)14:00~16:00
■活動者:浜野浩一(鍼灸地域支援ネット、HART関東/鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/東京都)、石川晃(HART関東/鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/神奈川県)
■受療者:8名(新患4名、再診4名)
■報告
「ふれあい喫茶」に5度目の参加。浦上公民館の「ふれあい喫茶」は3回目の参加になりますが、初めて2名体制で施術を行いました。広い会場は、今回も談話する地元の皆さんでいっぱいで、鍼灸マッサージの予約枠も開始早々に埋まりました。
輪島の支援活動は、地元主体にという流れになってきており、「ふれあい喫茶」も今月いっぱいで終了とのことです。
9月7日(土) 住民支援 会場:七浦公民館(輪島市門前町)
■活動受入先:七浦公民館
■活動時間:9月7日(土)8:45~17:30(休憩時間:11:30~12:30)
■活動者:浜野浩一(鍼灸地域支援ネット、HART関東/鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/東京都)、石川晃(HART関東/鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師/神奈川県)
■受療者:17名(新患1名、再診16名)
■報告
今回から公民館の希望により、会場がホールから同じ公民館内にある診療所に変わりました。2か月に1回、市立輪島病院の医師が診察に訪れる際に使っている部屋です。診察室が2室と待合室があり、まったく病院のような作りです。早く来られた方は(七浦の皆さんは早いんです。予約時間の1時間ぐらい前から来られる方も珍しくありません)待合室で談話を楽しんでおられ、ホールで施術していた時とそれほど変わりない雰囲気で活動できました。診察室が分かれているため、パーテーションを設置する必要がなく、その分、設営が楽になりました。
受療される方は、もうほとんどが顔なじみです。4月、5月頃に訴えておられた症状は大半が軽快し、最近の愁訴に対応することが多くなってきた感がありますが、中にはなかなか緩解しない慢性症状を持っておられる方もおられます。緊急性はないものの、病院受診が望ましいと思われるケースもありますが、お勧めしても、病院が遠いことを理由になかなか足を運べないでいる方もおられます。
前回教室を開催して玄米ヨモギカイロを作っていただきましたが、活用されているという声を数名からいただきました。まだ暑い日が続いていますが、冷やすより温めて使っておられる方が多かったです。
以上報告:HART関東 代表理事 浜野浩一
今回の活動にあたり、門前総合支所の畠中様、シャンティ国際ボランティア会の中井様、
七浦公民館館長の升本様、拠点を提供くださっている杉田様に大変お世話になりました。
心より御礼申し上げます。 2024年9月8日
本活動は中央共同募金会様の赤い羽根「災害ボランティア・NPO 活動サポート募金」(ボ
ラサポ)の助成を受けています。中央共同募金会様ならびに寄付をしてくださった皆さま
に厚く御礼申し上げます。
能登の寄り道(4)
9月16日放映のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」は、鶴瓶さんと常盤貴子さんが輪島を訪れる回でした。私たちの活動先の公民館や、よく知っているお顔も登場し、テレビ画面でそれを見るのはちょっと不思議な感じです。おふたりが待ち合わせた總持寺祖院は14世紀に瑩山というお坊さんが開いたお寺で、門前町の名はこのお寺に由来しています。門前町のシンボル的存在ですね。2007年の能登半島地震で被害を受け、数十億円をかけてようやく昨年再建、今年はそのお祝いと、瑩山さんの700回忌の記念行事が予定されていた、その矢先の今回の震災でした。總持寺は私たちの活動先のひとつ、門前総合支所のすぐ前にあるので、活動後にはできるだけお参りさせていただくようにしています。 (HK)